フリー保育士が求められていること
実は先日、
以前の職場の担任の先生たちとお食事をしました。
そこでズバリ!聞いてみましたよ!
担任の先生たちはフリーの人に、
どう動いてほしいのか?
何をされたら嫌なのか?
もちろん答えは人それぞれでしたが、どの担任の先生も共通してフリーに求めていることがありました。
担任の先生側から見たフリー保育士の存在
それでは早速ですが私が直接聞いた、担任の先生がフリーに求めていることを書いてみたいと思います。
保育園でフリー保育士として働いてる方の参考になったら嬉しいです♪
いてくれるだけでいい
誰か1人フリーがいてくれるだけで担任1人というプレッシャーから少し解放されるとのこと。
ただいてくれるだけで少しほっとする気持ちがあるそうです。
これはフリーとしては嬉しいお言葉ですね。
よく子どもを見ててほしい
これはみんな言ってましたね。
担任の目が行き届かない場所にフリーがいたとしたら、そのエリアはフリーの責任。
ケガやトラブルを止めてくれたら最高!
本当にありがたい!
止められなくてもきちんと状況を伝えてくれたらすごく助かる!
本当にありがたい!
でも、そこにいたはずなのに「見てませんでした」とか言われると、がっくりするそうです。
そりゃあ、そうですよね。納得です。
無駄に興奮させないでほしい
これもみんな声を大にして言ってました!
担任の先生がフリーに対して思う「あるある」なのかもしれません!
フリーがおかしな対応をして子どもをイヤイヤモードや怒りモードにさせてしまうのはやめてほしいとのことでした。
一見良さそうに見えますが、楽しい方向に盛り上げすぎてしまうのも結構迷惑だそうです。
フリーとしては良かれと思って盛り上げてしまうこともありますよね。
ですが、担任からしたら興奮状態を鎮めるところまでやってくれるなら別に構わないけど、興奮させるだけさせて「ごめんなさい!なんか静かになりません!」みたいな感じでいきなり担任に投げてこられるとしんどいとのこと。
なるほど!笑
そりゃあそうだ!
これは新人フリーはやりがちかもしれないと思いました。
盛り上げるべきところ、
落ち着けるべきところ、
このタイミングはしっかり見極めなければいけないですね。
イベントや遊びなどで盛り上がる前には一度子どもたちに落ち着いてもらって、担任の先生が注意事項を伝える場面があります。
その流れを頭に入れて、いきなり子どものテンションを上げすぎない関わりをしようと改めて思いました。
午睡のときにフリーがぺちゃくちゃ喋って子どもが寝るモードに入らないのも嫌らしいです〜。これは私経験あるな!笑
耳が痛いです。
寝れない子を無理に押さえつけて寝かせるのが私はとてと苦手でしてね。だからと言って喋りすぎるものよくないですね。
激しく反省です!!
「何かあったら声掛けて下さい」と言われたらやりやすい
担任の先生からしたらフリーに雑用をお願いしたくても頼みづらいことがよくあるらしいです。掃除してたりすると「こんな雑用頼むタイミングじゃないな」と思ってしまうようです。
ですが、フリーからするとやることなくて無理矢理掃除してることもよくあるんです。
雑用でも何でもいいからやることがほしいときは確実にあります。
それなら「何かやることありますか?」と担任に聞いたらいいじゃないって思いますよね。
でも聞くと、「えーっと、じゃあ…」みたいに仕方なしにフリーがやることを探してもらうみたいなこともよくあるんです。
なんかそれが申し訳なくて聞くのをためらってしまうのはフリー保育士あるあるです。
両者ともに気遣いすぎ!
てなわけで、
フリーは「手空いてるんでトイレ掃除してますが、何かあったらいつでも声掛けて下さいね」
と一言添えてから掃除に入る!
担任は「もし手が空いたらこれをやってくれると助かります!今日余裕あるなって時でいいんで!」
みたいな声掛けがお互いにできたらいいんだね!という話しになりました。
まとめ:担任×フリー=役割は違うけどみんな同じ思いを持っている
保育は人間同士で人間を見る仕事なので、どうしても人間関係トラブルが発生します。
なのでみんな少しずつ気を遣って本音を言えずに、余計にこじれてしまうことはあるあるなのだと思います。
担任とフリーは役割も違えば、考え方も違うことがありますが、目指しているところはみんな同じはずなのです。
「良い環境で良い保育がしたい」
絶対みんなが思っていることです。
ただ、「良い」の考え方が人それぞれなだけ。
そうなるとやっぱりみんなで話し合いを重ねながら少しずつお互いの気持ちを伝え合い、やりやすいように職場環境を整えていくしかないですよね。
今回お話を聞いたのは前の職場の先生たちですが、今の職場の先生たちともこんな話ができるようになれたらいいな〜なんて思っています。