nanaのパート保育士ライフ

アラフォーパート保育士が保育の楽しさや悩みを書いていきます!!

新人保育士もすぐに実践できる!子どもを惹きつける方法

 



こんにちは。独学で保育士資格を取得し、アラフォーで保育士デビューをしたnanaです。保育歴2年の現役パート保育士が職場でのリアルな体験を元にブログ記事を書いています。

 

  • 朝の会や帰りの会、絵本を読む場面、行事、一斉活動の場面で子どもが話を聞いてくれなくて辛い。
  • 注意をしても静かにならない。
  • 子どもたちを惹きつける方法がわからない。

 

子どもを惹きつけるのって難しいですよね。

 

私はパートで保育士をしていますが...

前に働いていた園では毎日朝の会を担当していました。

 

子どもたちの惹きつけ方を全く知らなかった私はとても苦労しました。

 

そんな私が色々試して上手くいった子どもの惹きつけ方をこの記事でご紹介します!

 

■この記事でわかること■
  • 子どもが保育士の話を聞かない理由
  • 保育士が子どもを惹きつけるときのコツ

 

 

子供が保育士の話を聞いてくれないのはなぜ?

子どもに話を聞く能力がないというだけではなく、話をする保育士側にも原因があります。

①つまらなさそう

単純につまらないから聞かないのです。

まだまだ子どもたちは自由に自分のやりたいことをやっているのが基本です。

 

そんな子どもがみんなして一斉に話を聞くには、子どもが「聞きたい!」と思えるような面白い話だけなんですよね。

 

本題に入る前に、子どもたちに「面白そう!何が始まるんだろう?」と思わせることが大切です。

 

私も子どもの前でつまらない雰囲気をだしてカオスな状況を作った経験がありますよ…。

辛かったです…。

 

 

②わかりにくい、長い

説明が長かったり、使う単語が難しいものばかりだったりすると子どもたちはじわじわと飽きてきて話を聞かない状態になっていきます。

 

より簡単な言葉で、より具体的に、極力短めに話をしましょう。

 

 

新人保育士でもできる!子どもを惹きつける方法6選

子どもたちの視線をあなたの方に向けるのに効果的で簡単で、楽しい方法を具体的に紹介します。

 

あなたも本題に入る前にぜひ試してみて下さいね!

①音を出す

一発音楽を流す!いきなり流すだけでいいんです。

ピアノでもCDでもあなたの歌声でもOK!

すると大半の子どもが一瞬「ん?」とこちらを向きます。

 

そこで、

あえて音を止めて「何の曲だ?」というイントロクイズにするもよし。

おもしろい声で音に合わせて歌い出すもよし。

替え歌にして歌い出すもよし。

口パクで歌ってる風にしてもよし。

途中まで歌って残りは子どもに歌ってもらうもよし。

 

②手遊び歌

手遊び歌は子どもの注意を惹きつける代表的なものです。

保育士ならいくつかお気に入りで十八番な手遊びがありますよね。

 

手遊び歌は自分のオリジナリティを出すに限ります。

 

変な声でやってみる。

スピードを変える。

子どもの名前を入れてみるなど歌詞を変えてやってみる。

あえて声を出さないで動きだけでやってみる。

 

私個人の感想としては、

色んな種類の手遊び歌をやるより、お決まりの手遊びをアレンジして使いまわす方が子どもを惹きつけるのに有効な気がします。

 

【ぼうがいっぽん】

最後は「先生はどこだ~」にすると注目を集めやすいです♪

 


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【5ほんゆびのはくしゅ】

静かにしてほしいときにおすすめの手遊びです。

 


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③ダンスや体操を取り入れる

動き回ってる子が多いときは突然に体操やダンスを始めて、動いてるのが正解みたいな空気を作るのも面白いです。この時も音は味方です。

体操やダンスが終わるとみんな自然に止まります。

止まるためにあえて動くみたいな感じですね。

 

ダンスや体操は特に1、2歳におすすめです。

 

④クイズ

3歳以上にはクイズがおすすめ!

アレンジがしやすいので使いやすいですし、嫌いな子があまりいないです!

 

クイズ番組っぽく始める

突然ゆっくり言うんです!

「デデン!!!問題です!!!」

ってね。

割とみんな「えっ?」ってなります。

なぞなぞはすぐにネタがつきるし覚えるのが大変!そんな時は自分のクイズです。

「先生は今日の朝ごはん何を食べたでしょう?」

「先生が好きな動物は何でしょう?」

とかで大丈夫。

 

子どもたちと仲良くなれちゃうし、仕込みがいらないし最強です。

最後は、

「先生は今から何をするでしょう?」と持っていくと次の活動につなげやすいです。

 

つぶやきから始める

突然語りだしてクイズにするのも盛り上がります。

「先生昨日さ~、丸くて~甘くて~ふわふわで~すっごく美味しいやつ食べたんだぁ」

なんてわざと大きい声でつぶやきます。

 

すると子どものほうから、

「え!何食べたの?」

って聞いてきます。

 

「なんだと思う?」

と、クイズにしながらみんなで一緒に一つの話をする流れに持っていくのです。

 

ちなみに答えはパンケーキでした。

 

驚きから始める

「あーー!」と言って指をさすだけでも一瞬子どもの動きが止まります。大人も止まるくらいです(笑)

「先生は今何を見て驚いたでしょう?」とクイズにします。

 

「〇〇君が端っこに落ちてるおもちゃ片付けてくれてるの見ちゃった!あんなところにあるおもちゃに気づけて、それをさっと片付けるなんて...先生感動しちゃった!」

 

みたいに、クイズの答えで子どもを褒めたりするといい感じになります。

 

⑤実況中継

「おっーと、AくんとBちゃんが何やら楽しそうにお話ししています!どんな話をしているのでしょうか!?そろそろお片付けをしないと朝の会が始まらない!今日の朝の会はどうなるのか?おっ!Aくんが片付け始めた!早い!早いぞ!朝の会までにピカピカになりそうな勢いだ〜」

 

みたいな感じで喋りたおします!笑

 

私は結構これが得意でした。

 

目立つのが好きな子が騒いでるときにおすすめです。

 

恥ずかしがり屋さんにやってしまうとすねる可能性があるので要注意です。

 

⑥ゲーム

私がよくやるのは数字当てゲームです。

指を立てて1から5までの数字をランダムに前に出し、何本の指だったか子どもたちに当ててもらいます。

 

一瞬だけ手を見せてすぐに隠したり、右から左に手を動かしたりして難しくしていきます。

 

難しいとよく見ないといけないので子どもたちは注目してくれますよ!

 

4,5歳になったら左右の手を出して足し算問題にしても盛り上がります。

 

絵本を読む前なんかは、絵本をチラッと見せて表紙に何が書いてあるか当ててもらったりするのも楽しいですよ!

 

どんな絵本だろう?楽しみだな!という気持ちを作ってから絵本を読むと子どもたちが集中して聞いてくれます。

 

まとめ:楽しく子どもを惹きつけてみよう!

子どもたちには成長とともにどんな話もしっかり聞けるようになってほしいですよね。

 

そこまで成長するには小さな頃に「面白い話を自分から聞く」「話を聞くといいことがある」という経験が必要なのではないでしょうか?

 

あなたらしい子どもの惹きつけ方を見つけて、子どものワクワクする気持ちを引き出してみてくださいね!