新人保育士でも子どもを惹きつけられる?!
これからのお話しは保育の仕事は初めてのパート勤務の保育補助の私が、仕事を始めて1ヶ月で3〜5歳の30人を集めて朝の会をやってくれと無茶振りされたときのお話しです。
ちなみに無茶振りされた日からまさかの1年間、ほぼ毎日なぜか私が朝の会をやりました。担任いるのにね。それはそれはそれは大変でした。
子どもが話を聞いてくれない!
静かにならない!
座ってすらくれない!
担任は部屋にいるが助けてはくれない!スルー。
毎朝困り果てていた私。
それでも慣れてくると少しずつコツがわかってきたのです。めっちゃ研究しましたよ。
ノートに反省点、試してみたいこと、試した結果をまとめては涙を流して、酒に溺れる日々でしたわ。
そんな私の研究結果を今回はまとめてみたいと思います。
3歳以上が対象になります。
新人保育士でもできる!子どもを惹きつける簡単テクニック4選!
子ども全員を先生の方に向けるのに効果的で簡単で、怒らずに済む方法を具体的に紹介します。
全て実際に私がやって成功したもので、誰にでもやりやすいものです。
数秒間こちらに全員の視線を向けさせるのが目的のテクニックです。
視線が向いたら飽きる前に速やかに話を始めましょう。
①音を味方につける
ざわざわしてる中で「静かにしてー」とか「今は何の時間ですかー」とか「先生のお話し聞いてください」とか叫ぶのは無駄です。はい。
誰も聞いてはくれません。つまらないですからね。汗と涙が止まらなくなるだけなのでやめましょう。
こういうときは一発音楽を流す!いきなり流すだけでいいんです。
すると大半の一瞬子どもが「何?」とこちらを向きます。
あえて音を止めて「何の曲だ?」というイントロクイズにするもよし。
おもしろい声で音に合わせて歌い出すもよし。
替え歌にして歌い出すもよし。
口パクで変顔で歌ってる風にしてもよし。
②手遊び歌は大胆に!恥を捨てて楽しむ。
手遊び歌は子どもの注意を惹きつける代表的なものです。
代表的でどの保育士も使う技は自分のオリジナリティを出すに限ります。
変な声でやってみる。
スピードを変える。
子どもの名前を入れてみるなど歌詞を変えてやってみる。
あえて声を出さないで動きだけでやってみる。
いつも新しい手遊び歌をやるより、お馴染みの手遊びをアレンジして使いまわす方がむしろ子どもを惹きつけるのに有効な気がします。
③子どもが動き回っているならそれを利用する。
動き回ってる子が多いときは突然に体操や踊りを始めて、動いてるのが正解みたいな空気を作るのも面白いです。この時も音は味方です。
体操や踊りが終わるとみんな自然に止まります。
止まるためにあえて動くみたいな感じですね。
④先生クイズは楽チン、楽しいで最強
音なんか流せないという状況や、性格的に恥を捨てて歌うのはハードルが高いという人にはクイズが味方です。突然大声でゆっくり言うんです!
「デデン!!!問題です!!!」
ってね。
割とみんな「えっ?」ってなります。
なぞなぞとかはすぐにネタがつきるし覚えるのが大変!そんな時は自分のクイズです。
「先生は今日の朝ごはん何を食べたでしょう?」
「先生が好きな動物は何でしょう?」
とかで大丈夫。子どもたちと仲良くなれちゃうし、仕込みがいらないし最強です。
最後は、
「先生は今から何をするでしょう?」と持っていくと次の活動につなげやすいです。
「あーー!」と言って指をさすだけでも一瞬子どもの動きが止まります。大人も止まるくらいです(笑)
「先生は今何を見て驚いたでしょう?」と問題にするのも簡単でやりやすいです。
まとめ:新人保育士✖️子どもを惹きつける方法=楽しそうな「驚き」の瞬間を作る
一度子どもの心を先生に向けるために「突然」の出来事をみんなで楽しみます。
シーンとしなくても子供の輪の中心に入り込めれば大丈夫!子どもと会話を楽しみながら先生の話をすればいいのです。
子どもの話も聞き、先生の話も聞いてもらう、みんなで集まりの時間を作り上げていけばいいと思うのです。そのきっかけを作るだけでいいのです。
そんな日々が続くといつの間にか先生が前に出るだけで今日も何かが始まるという意識が大半の子どもの中に生まれます。惹きつける必要もなく自然と視線を向けてくれるようになります。
担任でもない、ド新人パートだった私でもそういう存在になることができました。
1日、2日じゃできないけど数ヶ月あれば可能です!
焦らずに子どもたちと楽しくてほっとするような関係を作り上げていこうではありませんか!