こんにちは。独学で保育士資格を取得し、アラフォーで保育士デビューをしたnanaです。保育歴2年の現役パート保育士が、職場でのリアルな体験を元にブログ記事を書いています。
- パート保育士は子どもとなかなか関係性が築けなくて辛い。
- 短い時間でも子どもと信頼関係を築く方法が知りたい。
その結果をこの記事で説明していきたいと思います!
- なぜ子どもとの信頼関係が大切なのか?
- 私が考える子どもと信頼関係が築けている状態
- 信頼関係を築きやすくする方法
- 信頼関係を築くためにパート保育士がするべきサポート
なぜ子どもとの信頼関係が大切なのか?
保育園での生活で一番大切なことは勉強やしつけの前に子どもの「安心と安全」です。
特に年齢の小さな子は「安心と安全」がメインですよね。
子どもが毎日安心して過ごすには、いつでもどんな自分でも受け止めてくれる信頼できる大人が近くにいる必要があります。
信頼できる人が近くにいると、安心する。
安心してると、新しいことにチャレンジしてみたくなる。
チャレンジすると、結果を信頼してる人に見てもらいたくなる。
たくさんのチャレンジ結果を見てもらうと、より信頼関係が強くなる。
このサイクルが家庭でも保育園でも大切なのです。
このサイクルさえしっかりしていれば大抵のことは良い方向に進んでいきそうな気がしませんか?
子どもと信頼関係が築けていると感じるとき
あなたはどんなときに「子どもと信頼関係が築けてきたな」と感じていますか?
子どもによっても表現方法は異なるし、大人によっても感じ方が違うので「こうなったら正解」というわけではありません。
あくまでも私の場合はですが…
私は次のようなときに信頼関係が築けているなと感じます。
一つの例として参考にしてみてくださいね。
- 子どもがパニックになったときに私がそばにいくと落ち着く。
- 困ったときに私に助けを求めにくる。
- 嬉しいことがあったとき「見て!聞いて!」と私に報告してくる。
- 真剣に話すと子どもも真剣に聞こうとする。
- 「大好き」と伝えてきてくれる。
子どもと信頼関係を築く方法
子どもに好かれる人、子どもと短期間で良い関係を築いている人はみんな共通して、
「子どもが好きという思いを表現するのが上手い」
です!!
子どもが好きな気持ちを表現するのが上手い人は、心から楽しそうで、おおらかで、肯定的な雰囲気が自然に出るんです。
何でも受け止めてくれる雰囲気というのでしょうか…。
やはり子どもは自分のことが好きで、どんな自分も受け入れてくれて、自分を信じてくれる人を信頼するのです。
なので、ここからは「子どもが好き」な気持ちを表現する方法を詳しく説明していきますね。
(もちろん大前提として本当に子どものことが好きである必要があります!)
子どもに触れる
1日のうち1回だけでも必ず子どもに触れます。
- 頭やほっぺをなでる
- くすぐる
- 抱っこする
- ハグをする
- 手を繋ぐ
- くっついて話す
何気ない場面で大人から子どもに「好き」という気持ちを伝えるために触れていきます。
私は午睡前後でよく触れます!
トントンとはまた別で、愛情表現のための触れ合い時間を少しだけ作ってます。
「可愛いなぁ」という気持ちと表情で触れてみてください!
子どもに伝える
「可愛い」「好き」「楽しい」と言葉で素直にいっぱい伝えます。
子どものことを「可愛いなぁ」と思う瞬間は保育の中でたくさんあるはずです。
それを声に出していけばいいだけです!
子どもは恥ずかしそうな幸せそうな嬉しそうな顔をしてくれますよ。
子どもをよく見る
子どもをよく見て、たくさん目を合わせるようにします。
子どもは不安なときや、何か上手くできたとき、キョロキョロと大人が近くにいるか確認することが多いですが、そこで目を合わせて「ここで見てるよ、ずっと気にかけているからね」と合図するイメージです。
子どもの話を聞く
子どもに好かれている先生は、子どもによく「お話きかせてね」と言っています。
「いつでも聞きますよ。ぜひ聞かせてくださいね。」という雰囲気をだし、それを言葉にしているんですよね。
そして子どもが話している時は相槌をするだけで余計なことを言いません。
丁寧に関わる
例えばオムツ替え、毎回丁寧に声掛けしていますか?
「ズボン脱ごうね」
「オムツビリビリするよ」
「おしりキレイにしようね。」
「気持ちいいね。おしりさっぱりだね」
何かアクションを起こす前には必ず一言声をかけて丁寧に行います。
もちろんオムツ替えの場面だけではなく、ありとあらゆる場面で「あなたが大切です」と伝えように、丁寧に接するべきです!
嘘をつかない
あなたは子どもにこんな嘘をついていませんか?
- 「鬼くるよ」と言って脅す
- 「あとでね!」と言って[あとで]がない
嘘ばかり言う人を信頼する大人はいないと思いますが、それは子どもも同じです。
いつでも正直に、言ったことは必ず守るように行動しましょう!
そして、できないことや困ることははっきりと断るのも大切です。
「それはできないよ」
「そんなことされたら困るよ」
「もっと優しい言い方で言ってほしい」
などなど。
嫌々で子どもの要求を受け入れたりすると、これも嘘になってしまいますよね。
あなたの言動や行動と気持ちが一致するようにしてみてくださいね!
心に余裕がある
結局は心の余裕が全てかもしれません。
元々子どもが好きな保育士なら、自然と近くにいる子どもに興味、関心が湧くはずです。
それなのに…
なかなか子どもを可愛いと思えなかったり、丁寧に関われなかったり、嘘をついてごまかしてしまったりするのは、心に余裕がなくなってしまってるせいでしょう。
職場の人間関係や人員配置、保育方針などが原因で心に余裕を持つのがどうしても難しい場合は転職を視野に入れるべきです。
パート保育士は担任と子どもが信頼関係を築くためのサポートも大切
パート保育士は担任ではないので、担任と子どもたちが信頼関係を築きやすくなるようにサポートするのも大切です。
パートは色んなクラスに入っているので、新学期は新しい担任よりも子どもとの関係性ができていることもあるんですよね。
そんなときは担任と子どもが良い関係性を作るためのサポートに徹するようにします。
子どもに対して担任の先生の名前をたくさん出して触れ合うきっかけを作る
「〇〇先生に相談してみよっか?」
「〇〇先生にも頑張って書いた絵を見せてあげよっか!」
など、子どもが担任の元へ行きたくなるよな声かけを積極的にしていきます。
担任が子どもと関われるようにその他の仕事を引き受ける
時間があればその分、子どもに丁寧に関わることができます。
時間があると心に余裕も生まれやすいですよね!
誰にでもできる仕事はなるべくパートが率先して引き受けて、担任が子どもと関わる時間を確保できるように心がけていきます。
子どもの可愛い姿や頑張ったことを担任と共有する
担任が子どもに対して「可愛いね」」「頑張ったね」などのプラスの言葉をかける機会が多くなったらいいなと思ってます。
なので私が見ていた子どもの「可愛い姿」はすぐに担任にも共有します!
まとめ
この記事では保育士が子どもと信頼関係を築く方法について、私なりに考えたことを書いてみました!いかがだったでしょうか?
信頼関係を築くには、
子どもが好きという気持ちをどんどん表現していくことが大切です!
- 子どもに触れる
- 子どもに伝える
- 子どもをよく見る
- 子どもの話を聞く
- 丁寧に関わる
- 嘘をつかない
- 心に余裕を持つ
色んな方法で積極的に「あなたのことが好きだよ」と伝えてみて下さいね!
パート保育士だって子どもとの信頼関係は大切です。
信頼関係の築き方をよく知り、自分の立ち振る舞いを考えたり、担任のサポートに役立てたりしてみてくださいね!