こんにちは。独学で保育士資格を取得し、アラフォーで保育士デビューをしたnanaです。保育歴2年の現役パート保育士が、職場でのリアルな体験を元にブログ記事を書いています。
そんな役割を新人がこなすのはとても難しく、悩みがつきません!
最初からなんでもできる人はいませんが、できることなら早く仕事に慣れたいと思うのではないでしょうか?
この記事では、
新人がフリーとしてどんなことに気をつければ、保育園の即戦力となれるのかを私の失敗や経験を元に解説していきます!
- 新人保育士が感じるフリーの立場の辛さ
- 新人保育士がフリーとして働くとき心がけるべきこと
【私の実体験】新人保育士がフリーとして働くのは辛い!
フリー保育士はクラス担任を持たず、全クラスのサポートに入りますが...
新人保育士は保育園のことをよく知らない上に、子どもとの関わりも不慣れです。
そのため、フリーなのに上手くサポートができません!
私が今の園に入って最初の頃、とくに辛いなと感じたのは次の4つです。
あなたにも当てはまるでしょうか?
上からの明確な指示が少ない
保育士は常に子どもと関わっているので、細かく指示をしたり、説明したりする時間がない場合が多いです。
パート保育士は正規職員の担任より年が上なことが多いので、余計に当てはまるかもしれません。
年下の人が年上に指示をするってやっぱりやりづらいんですかね...。
だからなのか、特にパート保育士は「見て慣れて覚えろ」みたいなところがどうしてもあります。
これだと最初はどう動くべきなのか悩みがちですし、担任の顔色を伺いがちになってしまいます。
人によって正解が異なる
優先順位や好みの保育、子どもとの関わり方、全て担任によって異なります。
なので同じことをやっても感謝されるときもあれば迷惑がられるときもあるのです。
フリーは1日のうちに細切れで全てのクラスに入ることもあるので、切り替えが難しく慣れるまでは混乱してしまいますよね。
しかもパートだと週に3日だとか、1日4時間といった短時間で勤務することが多いので、慣れるまでに時間がかかりがちです。
忙しいときと暇なときの差が激しい
忙しくても役に立てない辛さもあるのですが、
フリーには仕事がない辛さもあるんです。
担任に「今は大丈夫です」と言われると、そのクラスを去らなければいけない雰囲気になりますよね。
去ったところで何をしたらいいのかわからず、「何かすることありますか?」と聞いても「特にないです」なんて言われたり。
こんな時は最初はおろおろしてしまいますよね〜。
新人にはしんどい状況です!
子どもに拒否される
忙しい担任のフォローをしたくても、子どもに
「〇〇先生(担任)じゃなきゃやだ!」
なんて言われたりするんですよね~。
仕方ないとわかっていても最初はグサッときますよね。
担任に比べて子どもと一緒に過ごす時間が短いので、いかに短時間で子どもに信頼してもらうかがパートの永遠の課題です!
新人保育士がフリーとして戦力になるために心がけるといいこと
勤務時間短めの新人パート保育士が、少しでも早くフリーの仕事に慣れるために心がけるといいことを詳しく解説していきます。
各年齢の生活の流れを把握する
フリーは固定で1つのクラスに入る日もあれば、分刻みで他のクラスに入る日もあります。
そのため、最初のうちは自分が入ったクラスでその時間に何をするのが正解なのかとても混乱しやすいです。
まずは、各年齢の生活の流れを完璧に把握しましょう。
主活動、昼食、午睡、おやつと流れは同じでも年齢によって開始時間は少しずつ違いますよね。
この時間のずれを年齢ごとに確実に覚えると、次に何をするのかがわかって自信を持ってテキパキと動きやすくなるのです!
子どもとたくさん遊ぶ
フリーはたくさんの子どもたちと関われますが、一人ひとりと深く関われるほどの時間がないことが多いです。
一緒にいられる時間は積極的に関わりにいき、子どもたちとたくさん遊びましょう。
積極的に仕事を探す
これからお外へ行くならお砂場セットはいるかな?
といった感じで、常にこれからの活動に必要になるものを考えます!
そして、
「今日はお砂場セット用意しますか?」
と、言われる前に自分から声をかけていくよう心がけましょう。
さらに、フリーは突然何もやることがなくなる時間があったりします。
そんなときは進んで雑用をこなします。
私はトイレ掃除、玩具の消毒、手すりやドアノブの消毒、玄関掃除、掃除用具や手洗い石鹸の補充なんかをやることが多いです。
担任の先生たちも「何したらいいですか?」とフリーに聞かれると困ってるなと私は感じましたよ。
なので、手が空いたら「手が空いているので気になる所掃除してます!何かあったら声をかけてください。」などと一声かけて、自分から仕事をしにいきましょう!
担任に確認する
何か行動にうつす前に担任に一声かけて確認するようにします。
「テーブル片付けますね!」
「〇〇ちゃんのオムツかえてきます!」
このように、これから私はこんなことするよ!と担任に把握してもらうようにします。
あなたが勝手に移動して何か始めてしまうと、担任はあなたがどこで何をしようとしているのかわからずモヤモヤしてしまいますよね。
保育はチームワークで成り立つので、お互いにこれから何をするのか声をかけあってコミュニケーションをとるとやりやすくなります。
積極性は大事ですが、勝手にやるのはNGだと覚えておきましょう!
担任に相談する
「Aちゃんは人見知りされてて私がいくと泣いちゃうんです…」
「Bくん全然寝てくれないんですけど何か寝かしつけのコツとかありますか?」
みたいな子どもに関わる相談を積極的にしてみましょう。
これは新人の特権ですよ。
色んな先生の意見を聞くと新人はすごく勉強になるし、先生たちと話が広がるので仲良くなれます。
黙って何に悩んでいるかわからない新人より、何に悩んでいてどんなことを解決したいと思っているのかわかりやすい新人のほうが先輩保育士も指導しやすいはずです!
まとめ:新人保育士がフリーになると学びのチャンスがたくさんある!積極的に動こう!
新人保育士がフリーの立場で働くのはとても大変です。
ですが、フリーの立場はとっっても勉強になります。
全学年の子どもたちと関わりながら、色んな先生のいい所を吸収できるチャンスです!
失敗を恐れずに自分から積極的に動き、色んな仕事に関わっていきましょう!