- パート保育士って雑務が多そうだけどやりがいはあるの?
- 担任より子どもとの関係が薄そうだけど楽しいの?
パート保育士は正社員よりも勤務時間が短い上に、誰にでもできそうな雑務の量が多いです。
それがパートのいいところでもあるけど、、、
なんだかパート保育士ってあまり仕事のやりがいがなさそう…なんて思っていませんか?
そんなことはありません!
私はパート保育士の仕事に毎日とてもやりがいを感じていますし、仕事が楽しいですよ〜!
- これからパート保育士として働いてみたい人
- パート保育士がどんなところでやりがいを感じているか知りたい人
パート保育士がやりがいを感じるとき
私がパート保育士の仕事でやりがいを感じる瞬間は次の3つです。
- 子どもの成長を感じるとき
- 子どもと信頼関係ができたとき
- 園全体の雑務を効率よくこなせたとき
私が体験した実際のエピソードとあわせて詳しく書いていきますね!
子どもの成長を感じるとき
なんといっても子どもの成長は保育の仕事のやりがいに直結します!
子どもの成長に喜びを感じるのは正社員で担任を持っている先生も同じだと思います。
ですが、パートはパートでまた違った目線から子どもの成長を感じることができるのです。
たまに入るクラスで感じるクラス全体の成長
パート保育士はフリーのような立場で色んなクラスを補助します。
数ヶ月ほど固定で補助に入っていたことがあったけど、近頃はあまり入っていなかった2歳クラスに久々に入る日がやってきました。
すると小さな変化がたくさんあったのです。
- 子どもたちが自分から動くようになってきている。
- 全体的に言葉が増えている。
- 待つことができるようになってきている。
- 友達同士の関わりが増えている。
すぐに私が気づいた良い変化を担任に伝えましたよ!
毎日一緒にいる担任だと小さな変化にはなかなか気づきにくいようで、良い変化を担任もとても喜んでいました。
担任と子どもたちの成長や良い変化を語り合う時間は私にとってすごく幸せな時間です!
なので、どんなに小さな変化でも見逃さないようにしたいなと思ってます。
マイペースなA君の成長
パート保育士は集団についていくのが苦手な子のフォローに入ることがとても多いです。
身の回りのことをなかなか自分でやろうとせず、周りの子よりペースがゆっくりな2歳のA君。
毎日少〜しずつ服の着脱を自分でやってもらいながら残りはお手伝いをする日々。
本当にゆっくりだし時間はだいぶかかったけど、ちゃんとできるようになってくるんですよね。
全部1人で着替えができるようになったときは子ども本人よりも私がはしゃいだくらいです。
もう嬉しくて嬉しくて!
時間はかかってもできるようになるんだなぁと私のほうが励まされてしまいました。
なかなか保育園に慣れないBちゃんの成長
入園したばかりで毎日いつでも「ママ〜」と言って泣きながら私に抱っこされていた1歳のBちゃん。
毎日抱っこしたり、触れ合ったりしているうちに少しずつBちゃんに笑顔が増えてきました。
3ヶ月ほどたったころにはすっかり友達とおもちゃを取り合うくらいのやんちゃな姿を見せてくれるようになりました。
保育園の生活に戸惑い、泣いていた子たちが保育園に慣れてきて楽しんでいる姿を見るとすごく嬉しくなります!
子どもと信頼関係ができたとき
パートは正社員の先生に比べると、子どもと関わる時間が短いです。
そのため、
人見知りをされたり、担任じゃなきゃ嫌だ!と言われたりすることもやっぱりあるんですよね〜。これがパートのちょっぴり悲しい現実!
ですが、短い時間の中でも楽しく関わっていくうちに子どもたちも少しずつ心を開いてくれるんです!
担任より子どもと関わる時間が短いから子どもに懐かれないなんてことはありませんよ。
子どもとの距離が少し近づいた!と思える瞬間はたまらなく幸せな気持ちになります!
担任の先生じゃないとダメなC君との関係
担任の先生が大好きな1歳のC君。
お外に行くときは担任のゆき先生じゃないとNG!
ゆき先生に「nana先生はC君と手繋いでもらえますか?」と言われ、C君のところへ行っても、私がC君と手を繋ごうとすると「ゆきせんせ〜」と泣いてしまいます。
なので手がいっぱいのゆき先生が結局C君と手を繋いでいました。
なんだかお役に立てず、かといって無理矢理C君と手を繋ぐ雰囲気でもなく申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
なので、まずはC君と仲良くなろうと決めました!
1歳クラスと遊べる時間は積極的にC君と関わり、楽しい時間をたくさん共有しながらC君の好きなものやハマっていることを知っていきました。
そして1歳クラスによく入るようになって1ヶ月ほどたったころ。
またまた、ゆき先生に「nana先生はC君と手繋いでもらえますか?」と言われる場面がやってきました。
ドキドキしながらC君の手をとると、ニコ〜っと嬉しそうな顔で私のことを見てくれたのです!
もう!感動ですよ!
あ〜1ヶ月で少しだけ私にも心を開いてくれたんだなぁと実感しました。
こういう出来事を積み重ねていくと、日々のちょっとした子どもたちとのやりとりが信頼に繋がるんだなと思えるのでやりがいを感じます!
園全体の雑務を効率よくこなせたとき
パート保育士といえばやはり雑務は切り離せないですよね。
雑務ばかりだとやりがいを感じなくなってしまう人も多いようですが、私は雑務も好きな仕事のうちの1つです。
雑務をきっちりやると担任の先生たちからすごく感謝されるんですよ。
やっぱり感謝されるとモチベーションが上がります!
雑務もただやみくもにこなすのではなく、
短時間で!
効率的に!
全ての雑務をきっちりこなせるように!
私は自分の中で雑務のタイムスケジュールを組み、目標を立てて作業を始めます。
バシッと目標通りに終了したときは最高に気分がいいです!
担任の先生に感謝される名もなき雑務処理
お昼は保育園の中でも最もあわただしい時間帯です。
テーブルのセッティングからテーブル拭き、口拭きタオルの準備、配膳、お昼寝の準備と細々とした雑務をしながら子どもの食事を見守る必要があります。
私はパートなのでなるべく担任の先生が子どもたちと関われるように、様々な準備や片づけをするようにしています。
すると、「nana先生の動き無駄がなさすぎる〜私絶対にできないです。子ども見るより忙しくないですか?いつもほんとありがとうございます。」と言われました!
すっごく嬉しかったです!
役に立ててるとわかるとどんなに小さな雑務でもやりがいを感じることができますよね。
まとめ:パート保育士もやりがいはたくさんある!
私が感じるパート保育士が仕事でやりがいを感じるときは次の3つでした!
- 子どもの成長を感じるとき
- 子どもと信頼関係ができたとき
- 園全体の雑務を効率よくこなせたとき
パート保育士の仕事は働く園によって本当に様々です。
働く園によってはこんなところもあるのが現実…
- 子どもとの関わりがなく雑用のみで居場所がない。
- パートで給料が低いのに書類や行事担当といった重めの仕事を任される。
- サービス残業が多い。
- 人間関係が悪すぎる。
仕事だと割り切って働けるのならいいですが、できることならやりがいを感じながら楽しく仕事がしたいですよね。
そのためにも!
働く前に必ず仕事内容と園の雰囲気(職員の態度や子どもへの接し方、教室の環境など)を確認するのがおすすめですよ。
あなたに合った素敵な職場を見つけて保育の仕事を楽しんでくださいね。